渋谷コクーン歌舞伎「切られの与三」

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    与三郎と富。

    木更津で出会って惚れあったイイ男とイイ女の、

    奇縁の物語。

    悪縁と言うかくされ縁というか。

    二人は、離れても離れても出会ってしまう。

     

    いい舞台だった〜面白かった!

     

     

    歌舞伎の名作「与話情浮名横櫛(よわなさけ うきなのよこぐし)」。

    いやほんとに名作だった!

    人間のずるさ、身勝手さ、調子の良さ、おぞましさ、底意地の悪さ、剽軽さ、気弱さ、図々しさ。

    挙げればキリがないけど、

    ある瞬間ぬるっと顔を出すそういう様がどの登場人物にも描かれてて、

    それが面白かった。

     

    最近富に思うことは、

    人間を描いているものを見たいってこと。

    本でも、映画でも、舞台でも、ドラマでも、なんでもそう。

    でなきゃ面白くない。

     

    そう思うってーと、

    じゃてめえはどうなんだいっと、わが身を振り返るわけです。

     

     

     

    七之助さんはほんっとに男前だった。

    美しかった。眩しかった。

     

    亡くなった勘三郎さんの舞台を見たことは一、二度しかないけれど、

    お父様の血が七之助さんの中に脈々と息づいていると感じました。

     

    まぎれもないスターです。素晴らしかった。

    与三郎の「生きてきたんだぜ」という台詞、痺れたなぁ。

     

     

    笹野高史さんなくてはこの舞台は成り立たないんじゃと思うくらい

    笹野さんも凄かった。

    中村梅枝さんのお富さんも素敵だった。

     

     

    渋谷Bunkamuraシアターコクーンで

    5/31まで毎日!

    休演なし!!

     

     

    良い舞台を見られたほくほく気分で

    渋谷の街を闊歩して帰りましたにた

     

     


    小さんまつり初日@新宿末広亭

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      五代目柳家小さん十七回忌追善興行「小さんまつり」

      初日に行ってきた矢印上

       

      開場1時間前くらいに着いて、

      並んで待つかと思いきや整理券式だったから

      新宿三丁目界隈で自由に時間つぶせて助かった。

       

      早めに行った甲斐あって、

      初めて椅子席に座れた。

      憧れの!

      1階中央椅子席き

       

       

      柳家三寿さんの「強情灸」、

      柳家花緑さんの「蜘蛛駕籠」、

      桂南喬さんの「壺算」、

      柳家小満んさんの「猫の災難」、良かったにた

      江戸家小猫さんは、初めてヌーの声まねを聞けたにた

       

       

      そしてトリは小三治さん。

      今年は、お正月池袋へ行って、今日2回目。ほくほく。

      「千早振る」。今日も素晴らしかった。

       

       

      枕で小さん師匠から教わったことを話してくださって、

      それがたまらなかった。

       

       

      「落語は景色を見せるものだ」って。

       

       

      「熊さんらしく」「ご隠居らしく」やるんじゃない。

      「らしく」じゃない。その人物をその人物として。

       

      あーお芝居もナレーションも同じやーー

      「〜〜風」じゃない。

      その瞬間を生きるんや。

      語りで景色を見せるんや。

       

      芸というものは、

      見せ方は違えど極まっていくと同じところに繋がってるんだと

      改めて思う。

       

       

      貴重なお話を聞けて、じんとして、

      小三治さんのはっつぁんとご隠居の人柄にいっぱい笑って、

      ほかほかした気分で帰った。

       

       

      ありがとうございました。

       

       

       


      映画「ローガン・ラッキー」

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        去年の11月に劇場公開されて、

        先日スターチャンネルで放送された映画「ローガン・ラッキー」矢印上

        監督はスティーヴン・ソダーバーグ。

         

        ふつーの、どっちかっていうとイケてない、不運続きのローガン兄弟が、

        ものすごく大それた強盗計画を立てて、

        イイ感じにうま〜くコトが運んで、

        誰も手痛い傷を負うことなく気持ちよく終わる映画。

         

        って言っちゃうとあれなんだけど、

        その中には、今のアメリカが抱えてる現実が織り込まれてる。

        それがね、ニクイの。

        俳優さんたちみんなかっこいいし。

         

        ニクイ映画。

         

         

         

        ローガン兄の高校の後輩で、

        医者にかかれない人たちのために移動診療車で地方を回っているシルヴィア。

        キャサリン・ウォーターストンが演じてます。

        その吹替えをやらせてもらいました。

         

        細身で黒髪ショートカットに白衣。

        佇まいがなんともイイ女です。

        ニクイです。

         

         

        観終わったあとタイトルを噛み締めて余韻を楽しめる。

        DVDとかブルーレイはいつ出るんだろうなぁ。

        字幕版は、GW中にスターチャンネルでまた放送があるそうです。

        「ローガン・ラッキー」ぜひにた

         

         

         

         

         

         


        ドラマ「エイリアニスト」@Netflix

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          今日から配信が始まったドラマ「エイリアニスト」矢印上

          1896年のニューヨークが舞台のクライムサスペンスドラマです。

           

          当時、心の病はその人の本質とは「解離(エイリアネイト)」したものと考えられていて、

          精神科医は「エイリアニスト」と呼ばれていたそう。

           

          精神科医クライズラーを中心に、

          猟奇的な殺人事件の犯人に迫っていく全10話のドラマです。

           

           

          女性の社会進出はまだまだこれからという時代。

          ニューヨーク市警察初の女性職員サラを、

          ダコタ・ファニングが演じています。

          ダコタさんは映画「アイアムサム」の頃はちっちゃくて可愛い女の子だったけど、

          今や美し〜い大人の女性です。

          独特な存在感のある、魅力的な女優さんです。

          吹替えをやらせていただけて光栄です。

           

           

          サラの幼馴染、ジョン・ムーア。

          ニューヨークタイムズの記者で、事件現場の絵を書く仕事をしています。

          ムーアの吹替えは東地宏樹さん。

           

          わたしの初めて吹替えのレギュラー番組は、「ER」13シーズンでした。

          その作品では、東地さんの娘役をやってました。

          偶然だけど、サラという名前の女の子でした。

           

          そして今回、大人同士の役で、相手役として共演させていただけて、

          とっても感慨深かったです。

          この仕事を続けてこられて良かったです。

           

           

          クライズラー役の内田夕夜さん、ムーアのおばあちゃま役の沢田敏子さんはじめ、

          素敵な先輩方とご一緒できた贅沢な収録現場でしたにた

           

           

           

          人間誰しも、危うさを抱えている。

           

          「エイリアニスト」吹替版、力作です。

          スタッフさんたちが身を削ってがんばってくれました。

           

          ぜひ矢印上

           

           

           


          映画「港町」@シアターイメージフォーラム

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            想田和弘監督のことを薦められたのは、去年の夏頃。

            偶然会った人から教えてもらって、ずっと気になっていた。

             

            台本もない、音楽もナレーションもない、

            想田監督の「観察映画」ってどんな??って。

             

             

            映画「港町」の舞台は岡山県牛窓町。

            穏やかな港町に、

            心がちりちりするような露骨な現実があった。

            笑ったり、嫌になったり、ぞっとしたり、圧倒されたりした。

             

             

            映画を観ながら、能登半島にある祖父母の家を思い出した。

            二人が亡くなってからしばらく行っていないけど、

            10代の頃はよく通った。

            あのころは親族がにぎやかに集まってた。

            今はない当時の景色を思い出した。

             

             

            こういう風に人間を描かれると、

            台詞を言うって、お芝居って、どうしたらいいんだろうと

            思ってしまう。

             

            行動の裏には理由がある。

            カメラに映る人たちを見て、そう感じた。

             

             

             

            6月9日公開の「ザ・ビッグハウス」も楽しみ。

            予告篇の中で笑えたのが、

            「ディス・イズ アメリカ!」ってコピーと、どでかいハンバーガー。

            超アメリカ!にた

            今のアメリカをどう観察したのか、見たい!

             


            ドラマ「ミスターメルセデス」@スターチャンネル

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              スティーブン・キング原作のドラマ「ミスターメルセデス」。

               

              スターチャンネルで絶賛放送中です。

              今夜、吹替版が放送される6話に初登場する

              ホリーをやらせてもらいました矢印上

               

              ホリーはとってもユニークな女性です。

              コンプレックスやトラウマを抱えて窮屈な日々を送っていて、

              そんな中出会ったホッジズに救いを求めて、

              犯人を見つけることに積極的に動いていきます。

               

              とても魅力的な役です。

              この役をいただけて光栄な分、どーうしたらいいもんかと悩んで、

              ヒントを探すために原作を読んでから収録に臨みました。

               

              ホリーは原作とは違う年齢設定になってます。

              彼女が何歳なのかは、ドラマの中で本人が言ってるので

              ぜひそれを楽しみにしてくださいkyu

              ユニークです。

               

               

              このドラマ、すっごくおもしろいです。

              お芝居もお話も緻密で生々しいです。

              向こうの俳優さんは素晴らしいし、

              吹替え版も絶品です。

              土師さんの、ホッジスに吸い付くようなお芝居に

              毎週感動していました。

               

              ホリーとしてスタジオにいられたことに、

              心から感謝します。宝物でした。

               

               

              6話にはスティーブン・キングご本人も画面に登場します。

              このドラマを面白がってるのがよ〜く分かる出方ですわらう

               

               

               

              放送は、スターチャンネルで金曜よる10時からサキ

               

               

               

               


              「麦秋」(午前十時の映画祭)

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                小津安二郎「麦秋」(1951年公開)と、

                 

                 

                こういうCGバリバリの作品を、

                 

                同じ映画館で観られるんだから、今はすごい時代だと思う。

                 

                 

                 

                「麦秋」とても良かった。

                 

                いつまでもこうしてみんなでいられたらいいけど、

                それはできないことだっていう父親の台詞が、

                この映画のテーマだと思う。

                 

                ほんとそう。

                今が一番良いときなんだわ、って。

                いつまでもみんな一緒に、ってないんだよね。

                家族でも、友達でも、仕事場でもなんでも。

                 

                 

                原節子さんの笑顔の威力が凄かった。

                彫刻のように美しかった。

                きっぱりした台詞も、爽快で気持ち良かった。

                 

                 

                あといっぱいクスクス笑えた。

                色々おもしろかった。

                 

                こどもが4斤くらいある食パン蹴ったシーンは思わずギャッて声あげちゃった0口0

                もったいない!

                食パンは蹴ったらダメよー!


                オマーラ・ポルトゥオンド@ブルーノート東京

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                  昨日はブルーノートで、すごいステージを観てきました。

                   

                  キューバから来日した、

                  オマーラ・ポルドゥオンドさん。

                   

                  「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のボーカリストです。

                   

                   

                  凄かったです。

                   

                  艶やかでしなやかな歌声。

                  ご年齢聞いたらひっくりかえっちゃうくらいの歌声。

                  いろんなことがもうどうでもいいやって思える圧倒的な凄さ。

                  涙止まらなくて疲れた。

                   

                  愛嬌たっぷり、色っぽい、強い、女性っていうことが

                  歌の端々から伝わってきた。

                   

                  オマーラさん、たくさん歌ってくれました。

                  中でも「Adiós Felicidad 」(さようなら幸せ)がすっごく良かった。

                  美しくてさびしい歌だった。

                   

                  ピアノの奥山勝さんもすごく素敵だった。

                   

                   

                   

                  つわものどもがゆめのあと。


                  アルパカマット

                  0

                    先日、玄関マットを手洗いしました。

                     

                    いままではネットに入れて洗濯機に放り込んで洗ってたんだけど、

                    石鹸でごしごし洗ってみた。

                     

                     

                    そしたら、

                     

                     

                    むちゃくちゃ気持ちよさそう!

                    なにこの顔!kyu

                     

                     

                    「え〜〜よ〜〜気持ちえ〜で〜〜」って声が聞こえてきましたにた

                     

                     

                     


                    NTL「エンジェルス・イン・アメリカ」

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                      日本橋TOHOシネマズで、見て来た!「エンジェルス・イン・アメリカ 第一部」

                       

                      良かった〜素晴らしかった〜〜矢印上

                       

                       

                      舞台は1980年代のニューヨーク。

                      エイズが大流行していた当時。

                      その時代を生きる様々な人間模様を描いた大作です。

                       

                      第一部は3時間40分。

                      3月に公開される第二部は4時間20分!

                      途中休憩は2回ありあひょうパンダ

                       

                       

                      ミレニアムを目前に控えた頃の作品だから、

                      「ノストラダムス」なんていう懐かしい言葉に時代を感じるけど、

                      描かれているのは、いつの世も同じ、人間関係。

                       

                       

                      愛する人と、心も体も距離ができてしまったら。

                      大切なパートナーや友人が病気になったら。

                      自分が病気にかかって、すぐそこに死が迫っていたら。

                       

                       

                      登場人物みんな、心で泣いてるの。

                      軽口たたいたり、平気な顔したりしてるけど、

                      胸の内ではずたずたに傷ついてる。

                       

                      人生のいろんな要素がぎゅっと凝縮されているから、

                      見るのも覚悟がいる作品だと、わたしは思います。

                      大層なボリューム感の作品です。

                       

                      でも、演出も役者さんも素晴らしいから、

                      どれほどシリアスなシーンでもふっと笑わせてくれたりして、

                      随所に緊張と緩和がある。さすがです。

                      ていうか結構笑った。

                       

                      シリアスであればあるほど

                      はたから見れば滑稽で笑えるってこともあるし。

                       

                       

                      しばらく作品の余韻に浸りながら、

                      第二部を楽しみに待ちたいと思いますにた

                       


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