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    • 2019.06.05 Wednesday
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    リチャードサンセイ

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      昨日観てきた「リチャード三世」@新国立劇場

      自分の中で予想しなかった感情のゆらぎがあったの。

      リチャード@岡本健一サマ、すごかった。
      一幕と二幕、合わせて約4時間の芝居のなかで、すさまじい一生を見せてもらった




      ワタシ、シェイクスピアには詳しくないものでちゃんとした話の展開は
      公演の公式サイトでみてみてネ。↓↓
      http://nnttplay.info/richard3/


      ま〜〜ぁとにかくヒドイ男!

      お兄さんがエドワード四世として即位したんだけど
      自分が王座につこうと極悪非道な手段で、
      邪魔になる周りの血族や部下をどんどん消していって
      リチャード三世として即位する。

      でも、無理やり手にした栄華は長くは続かなくて、
      反旗を翻され戦の中で命を落とす。



      まず一幕のアンとのシーンで衝撃。

      だってね、自分の父と夫を殺された女性が、だよ、

      リチャードと言い争ってお前なんか死んでしまえとかギャーギャー怒りをぶつけてたのに、

      最後には「あなたの妻になります」って。


      何それ!?


      そんなコトありえる?ありえないでしょ!

      サイトのアンの説明文に
      「義父と夫を殺害したリチャードに結婚を迫られやがてそれを受け入れる」って載ってて

      観劇前のお勉強で読んだトキ、なんでやねん!って思ったの。


      でもね、

      岡本リチャードさまを観て

      「・・・コレ、あるわ」って思っちゃった。思わされちゃった。



      リチャードは生まれつき身体に障害があって、

      そのすさまじいコンプレックスから、じゃあどうやったら自分が存在していけるんだろうって考えて

      結果見つけた方法が、策略と話術、だとワタシは思った。


      母親に愛してもらえなかった寂しさと孤独を逆手に

      攻撃は最大の防御でグイグイ攻めて、

      さすがシェイクスピアっていう甘い言葉をばっしゃばっしゃ浴びせかけてくる。


      たぶんリチャード本人は心の奥にある寂しさに気づいてないんだろうけど(気づいたらやっていけない)、

      そういう弱さからくる色気がチラって見えちゃうと

      憎しみでいっぱいだったはずのアンの心の隙間に入ってきちゃうのね。彼の言葉が。

      で、
      いったん入ってきたらもう止められなくてどんどん波が来て

      最後には

      「受け入れます」って言っちゃう。


      壮絶なラブシーンだと思った。おもしろい!



      二幕の母親とリチャードのシーンも良くてね、

      母親に罵倒されて、まぁそれは彼のやってきた残虐すぎる行為のせいだから自業自得なんだけど。

      ホントぼろくっそに言われるの。

      怒りっぷりが並みじゃない、面白いぐらいブチ切れてた。

      どんなセリフだったか思い出せないことが悔しいぐらい怒り炸裂。

      ココでは、リチャードよりもお母さんが、

      自分のこどもにここまでヒドイ言葉を言わなければいけないって状況に胸が痛んだ。

      ホントは、愛したかっただろうにね。

      良いシーン。



      で、最後、戦中に命を落とす。

      どんな演出かは伏せておくけど、

      彼の背中が、寂しい思いを抱えたひとりの男の子に見えて、
      その瞬間、涙がポタポタ。


      まさか!
      涙出るなんて予想してなかったから自分にビックリ。

      でも急激にすっごく悲しいキモチになったの。


      もし彼が「リチャード」って入れ物で生まれてこなければ

      こんな苦んでもがいて生きることはなかったかもしれないのにって。

      自分ってものを持て余したり止められなかったり、そういうことは誰でもあるよね。

      その極み。



      泣くトキって、

      じーーんてこみ上げる思いがあって鼻がツーンてして泣くっていう展開が日常だったけど

      急に、なんの前触れもなくポタ。ポタ。ポタタ。って

      あるのね。

      あるのかぁ。コレかぁ。



      リチャード三世@岡本サマの壮絶な生き様を観て
      そんな体験をさせてもらっちゃった。

      命かけて生きるって、こういうことだ。

      公演は10/21(日)まで


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